豊田空間デザイン室

日々のこと
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『エミリー・ウングワレー展』

updated: 2008年7月1日

 先週観た展覧会、エミリー・ウングワレー展の続き。日曜美術館でも紹介されていたが、彼女は78歳からカンバスに絵を描き始め8年間で3千点以上の作品を残している。その作風は点描や編み目、ストライプ模様などほとんど抽象的である。その色彩の美しさには目を見張るものがあった。西欧の抽象画を越える魅力があるし、それ以上に大地にまつわる神話・伝説から生まれてくるもっと深い壮大な宇宙が感じられる。