豊田空間デザイン室

日々のこと
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『初竈』

updated: 2010年1月1日

 昨年末から好天が続き、快晴の清々しい、新年らしい元旦

元旦、初めて竈(かまど)を焚くことを「初竈」または、焚初(たきぞめ)という。 年末に用意しておいた年木をはじめ柴・黍殻・豆殻などに火をつけてくべる。 大晦日の夜から元朝にかけて、神社で受けたいわゆる福火を火種にして竈を焚き、元日の雑煮をつくる風習もあるそうだ。
 電気やガスを使って煮炊きをする現在、竈で焚くなどきわめてまれであろう。 初竈は竈神に福火をささげて新年を祝い、火難除けを祈願する風習ともいわれる。