中国は明末清初の張岱(ちょうたい)は、文人にして史家で号は陶庵。前半生は、およそこの世にある美しきもの、楽しき […]…
少し前の「週間ブックレビュー」で紹介されていた、タイトルにある本が気になって取り寄せてみた。 喫茶店という名は […]…
このところ読書が滞ってしまっているが、「千夜千冊」は第2巻を読み始めている。今回は科学の本をめぐっていて、苦 […]…
梅雨の最中であるが、6月は「水無月」。酷暑で水が枯れる月という由来があるそうだが、「水の月」と言う説のほうが語 […]…
ローデンバック「死都ブリュージュ」(千夜千冊…第1巻 6.時の連環期) <死都>という言葉は、観光都市<ブリ […]…
永井荷風「断腸亭日乗(上)」(千夜千冊…第1巻 6.時の連環期) 荷風37歳から42年間に及ぶ、若くして老人 […]…
サマセット・モーム「月と六ペンス」(千夜千冊…第1巻 6.時の連環期) ポール・ゴーギャンをまるまるモデル […]…
アーダルベルト・シュティフター「水晶」(千夜千冊…第1巻 4.声が出る本) 作者はアンデルセンと同じ歳の生ま […]…
横浜赤レンガ倉庫で、「横浜開港150周年」にちなんだミュージカル「ヨコハマ ヴァンパイア」を観た 演出は小 […]…
1泊2泊のハードスケジュールだったが、かねてからの念願だった直島へ行き、ベネッセアートサイトの数々のプロジェ […]…
先月の夕刊に、「現状に安住することなかれ」という副題で安藤忠雄氏の記事が掲載されていた。 「若い人が作る新し […]…
エリザベス・M・トーマス「トナカイ月…上」(千夜千冊…第1巻 5.遠方からの返事) 物語は月の時間にしたがっ […]…
気がつけばもう3月、、3週間ほど前、テレビ番組の<ビフォーアフター>に出演依頼がきてから何かと忙しくなってし […]…
20年ほど前、10年日記を購入して家内も同時に書き始めたが、結局2年も続かないうちにそのままになってしまった。 […]…
如庵と言っても茶室ではなく、我が家の新しい家族「ジョアン(johan)」のこと 生後9ヶ月になるが、ノルウェー […]…
夏目漱石「草枕」(千夜千冊…第1巻 6.時の連環記) 冒頭はあまりに有名な次の文句で始まる 「山路を登りなが […]…
ロード・ダンセイニ「ぺガーナの神々」(千夜千冊…第1巻 5.遠方からの返事) 千夜千冊の第1巻は、半年かかっ […]…
今日は早朝から現場に行った帰り、21_21 DESIGN SIGHT で開催されている吉岡徳仁氏の「セカンド […]…
新年になると、歳時記が気になってしまうが、年首に松飾のある期間が「松の内」。普通は7日までだが、地方によって […]…
正月三が日というが、元々「三」は年・月・日を指し、はじまりの意味だったらしい。 この三が日は快晴が続き、正 […]…
2009年 元日 「元」はその字の通りはじめの意で、一年の始まりの日。古くは「がんにち」と読み、「元日の節 […]…
二十四節気中、今日が冬至。 太陽が南に片寄って、昼間が一番短い「陰極の至り」と言われ、人々は太陽から遠ざかる […]…
陰暦12月を「師走」というのは、語源として「奥義抄」に「僧を迎えて仏名を行ひ、あるいは経読ませ、東西に馳せ走る […]…
ノヴァーリス「青い花」(千夜千冊…第1巻 4.声が出る絵本) ドイツロマン派のノヴァーリスは鉱山技師で、 […]…
知の巨人「レヴィ・ストロース」 先週の新聞に載っていたが、20世紀後半の最も偉大な人類学者 レヴィ・ストロ […]…
久々にジャズのこと ジャズ喫茶四谷「イーグル」で、に上げられているのが、『エリック・ドルフィー・アット・ザ […]…
樋口一葉「たけくらべ」(千夜千冊…第1巻 リボンの恋) 「たけくらべ」を読み始めてまず気づくのは、今では […]…
平日だが、予想したように「フェルメール展」はすごい込みよう、、60分待ちだった 何故ブームなのかわからないが […]…
中勘助「銀の匙」(千夜千冊…第1巻 1 銀色のぬりえ) 千夜千冊で最初に取り上げられているのが、この本。この […]…
もう今週で終了なので、「大琳派展」に行ってきた。からっとした快晴で上野の森も清々しい しかし、大変な人並み […]…
一昨日の天声人語から、、 柳宗悦は民衆工芸の美しさは、人の手で作られるからこそだと『手仕事の日本』に書いて […]…
ヘルマン・ヘッセ「デミアン」(千夜千冊…第1巻 2 少年たちの行方) ヘッセは高校の頃、有名な「車輪の下」 […]…